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【ニューヨーク】9月より飲食店・劇場でワクチン接種証明義務化スタート

すでに日本のニュースでも取り上げて、話題となっていますが、8/3にででブラシシオNYC市長が「ニューヨーク市内の飲食店・フィットネス・エンタメ施設等を利用する際にワクチン接種証明の提示を義務化すると発表しました。この様な措置は全米初となるとのことです。

日本国内でのワクチンパスポート取得方法は、こちらです。

ニューヨーク市内でのワクチン接種証明義務化

9月中旬に私もニューヨークに訪れる予定があるので、このワクチン接種義務化に対して地方自治体発行のワクチンパスポートが有効となるか関心が高く、どうなるか動向を探っている所です。

8/3 デブラシオNYC市長の発表
■デブラシオNYC市長の発表原文(英文)

The final details of the policy will be announced and implemented in the week of August 16th. So, over the next couple of weeks, getting more feedback, finalizing the policy, publishing it, and beginning to implement it. We’ll then spend most of a month educating people, going out to businesses, receiving calls from businesses, answering questions and concerns, making sure everyone understands the new approach. And then, on September 13th, during that week, we’ll begin inspections and enforcement. So, we want to give businesses big and small a chance to get acclimated. We want to make adjustments based on their input, but this will move forward, starting in the week of August 16th, and then full enforcement and inspection begins the week of September 13th, which is very pertinent, because that’s the first full week after Labor Day when we really expect a lot more activity in this city.

■ デブラシオNYC市長の発表日本語訳

このポリシーの最終的な詳細は、8月16日の週に発表し、実施する予定です。つまり、これからの2週間で、より多くのフィードバックを得て、ポリシーを最終的に決定し、発表し、実行に移す。その後、1ヶ月間をかけて、企業を訪問したり、企業からの電話を受けたり、質問や懸念に答えたりして、新しいアプローチを理解してもらうようにします。そして9月13日、その週に検査と施行を開始します。そのため、企業の大小にかかわらず、慣れるためのチャンスを与えたいと考えています。8月16日の週に開始し、9月13日の週に本格的な施行と検査を開始します。これは非常に重要なことです。

一部のニュースでは、8月からの実施と言うものもありましたが、市長の発表を確認してみると8/16の週にこの義務化措置を発表し、約1カ月の啓蒙・周知期間を取って9月13日週から、義務化が開始されるとのことです。

なので、9月13日週以降にニューヨークを訪れ方は注意が必要です。また、8/11時点での外務省発表では、日本発行のワクチンパスポートが、ニューヨークで有効なのかはまだ記載がありませんでした。

■デブラシオNYC市長の会見

こちらに市長の会見のスクリプト全文が掲載されていますので、ご興味のある方はぜひ

■義務化を伝えるTimeOut東京の記事
引用:TimeOut東京

以下、TimeOut東京の8/6付けの記事の引用です。

ニューヨーク市長のビル・デブラシオは、2021年8月3日の記者会見で、ニューヨーク市のレストラン、バー、劇場、ジム、飲食店などでの「屋内活動」において、2021年9月からワクチン接種証明の掲示を義務付けることを発表した。『Key to NYC Pass』プログラムとして運用されるこの新ルールでは、飲食店やイベント施設などの屋内エリアに入る際、ワクチン接種時に発行されるカード、または『New York State Excelsior Pass』か『NYC Covid Safe』アプリで、少なくとも1回のワクチン接種が終了していることを提示する必要がある。このプログラムは2021年8月16日(月)からスタート。移行のための期間が1カ月弱設けられ、2021年9月13日(月)から本格施行となる。

気になるのが、” 『New York State Excelsior Pass』か『NYC Covid Safe』アプリで、少なくとも1回のワクチン接種が終了していることを提示する必要がある ”と言う一文です。実はこのアプリがまず、App Storeの地域設定でアメリカとしていないとダウンロードできません。

NYC Covid Safeのダウンロード・登録方法

NYC Covid Safeは、IOSとandroidに対応しています。

ニューヨーク、9月から飲食店、劇場など室内施設入店にワクチン接種証明を義務化_b0007805_21444953.jpg
NYC Covid Safe

日本国内で、使用しているApple IDは、ほぼ基本設定で使用地域が「日本」となっているはずです。そこで、このアプリをダウンロードするためには、地域を「日本」から「アメリカ」に変更する必要があります。

■Apple ID地域設定の変更方法

次の❶~❺の手順でApple ID地域設定を「日本」から「アメリカ」へ変更します。

  1. App Storeに入り、アカウントで「サブスクリプション契約の有無」を確認
  2. サブスクリプション契約があるのであれば解約
  3. 設定から自身の名前をタップし、「メディアと購入」入り、「アカウントを表示」をタップ
  4. 「国または地域名」をアップし、ここで「アメリカ合衆国」を選ぶ
  5. その後、支払い情報・住所・電話番号の登録をする(支払い情報はNone、住所はどこかの過去に宿泊経験のあるホテル、電話番号は111-111-1111で可)

※アプリのダウンロード後は、同様の❶~❺の手順で、日本に設定を変更してください。

■NYC Covid Safeのダウンロードと登録

地域をアメリカとしたら、App Storeからアプリをダウンロードします。アプリ内では、ID・ワクチン接種証明・PCR検査の陰性証明書のアップロードが求められます。

  • ID:パスポートを登録(アメリカ国内発行のIDが無いため)
  • ワクチン接種証明:日本で発行されたワクチンパスポートを登録
  • PCR検査の陰性証明書:7日間以内のものとなっているので、日本出国の際に受けるものを登録予定

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